・適当なアプリを作成します。
grails create-app qtest
・監視には quartz を使いますので、quartz plugin をインストールします。
cd qtest
grails install-plugin quartz
・quartz plugin が提供するコマンドを使って、適当な job を作成します。
grails create-job searchFile
grails-app/jobs/SearchFileJob.groovy が作成されます。
class名が @artifact.name @ になっているので、これを SearchFileJob に直し、監視設定を記述します。
class SearchFileJob {
// ここは将来的にダイナミックに定義できるようになるらしい
static triggers = {
// 起動から3000ミリ秒後に処理を開始、1024ミリ秒毎にexecute()を実行
simpleTrigger startDelay:3000, timeout:1000
}
def execute() {
// この中が実行される
}
}
・次に実際の処理を記述していきます。
指定したフォルダに .txt ファイルをみつけると、別のフォルダに移動してくれるという単純なサンプルを作ってみます。
execute() を以下のようにします。
def execute() {
// 監視するパスを設定
def _path = new File("/opt/job")
def _dest = new File("/opt/job/dest")
// パスが存在し、かつディレクトリであるか
if(_path.exists() && _path.isDirectory()) {
// フォルダ内のファイルを取得し、最終更新日が古いものからループをかける
def list = _path.listFiles()
list.sort{ it.lastModified() }.each { _file ->
// ロックファイルでないか確認
if(!_file.getName().toLowerCase().endsWith(".lock")) {
// 拡張子が .txt のものであれば処理をする
if(_file.getName() =~ ".*\\.[Tt][Xx][Tt]") {
// ロックファイルがあるか確認
def lock = new File(_file.getAbsolutePath()+".lock")
if(!lock.exists()) {
// ロックファイルを作成
lock.write("locked")
// ここに実際の処理を書く
def _endFile = new File(_dest,_file.getName())
_file.renameTo(_endFile)
// 処理が終わったらロックファイルを削除する
if(_endFile.exists()) {
lock.delete()
}
}
}
}
}
}
}
途中で ファイル名+.lock のファイルを作成していますが、
これは一回の処理に時間がかかる場合や、監視プログラム自体をクラスタ化した場合に、
同じファイルを二度処理しないように判別する為に使っています。
クラスタ化しない場合には変数で管理しても良いです。
他のクラス同様、クラスの注入を行えるので、 def grailsApplication を記述しておけば Config.groovy からのロードなんかも出来ます。
1 件のコメント:
おぉ簡単だ
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